こんにちは。

今日は高校1年生のあいだに留意しておきたい英語の勉強のポイントをお話します。

 

高校1年生というのは、どの教科もそうですが、

中学のころと比べてはるかに範囲が広く、やることも多いため、

「なにから手をつけていいやら、、」といった気持ちになる人が多いかもしれません。

 

事実、英語のカリキュラムについていえば、

高校1年生のあいだに高校3年分の英文法を一気に学ぶことになります。

 

(英語の勉強に限った話ですが)

新しいことを理解し、何度も問題を解いて理解を定着させる、、、

こういった「新しい努力」を集中的にやる必要がある、という意味では

高校1年生(特に1学期、2学期)が一番ハードなのかもしれません。

 

もちろん、

新しい単語や熟語を覚えること、難しい長文にたくさんチャレンジすることも大切ですが、

ある意味でこれは「永遠のテーマ」です。

大学に合格した後も、指導者の立場になったとしてもずっと続きます。

 

 

英語の場合、どうしても中学からの積み上げ学習の要素が強いです。

ですから、高校1年生になって、

コツコツ努力を続けることで、定期テストではいい点数がとれていても、

実力テストや模擬試験でなかなかその成果が出てこない、という方が多いのも事実です。

 

 

ところが、、、

高校3年間を通して必要とされる英語力、

(構文力、語彙力、文法力、速読力などさまざまな観点で)

そのレベルがぐっと上がるのは、おおむね高校2年生の夏ごろからだと思います。

 

 

中学校で英語が得意だった、という方が、

ある日急に、

「あれ?英語の成績が下がった。(あるいは)最近英語が出来なくなったなあ。」

こんな感覚に陥ちがちなのが、ちょうどその時期だと思います。

 

いかがでしょう?

身に覚えがある方もいるかもしれませんね。

(もちろん、高2からの「巻き返し」も十分可能です。)

 

その一方で、

高1で基礎となる英語力(特に文法の理解と単語力)を、

コツコツと積み上げてきた高校生の場合、

私からみても、その後の成績の伸びが大きいケースが多いです。

 

ですから、

高校1年生の学習プロセスで、

「努力しているのにすぐに結果が出ない。。」

そんな人はあまり落胆しないでくださいね。

 

本当の力が問われるのは高2の夏以降、

それまでは部活と同じで「基礎体力」や「基本技術」を地道に磨いているものと、

冷静に受け止めて欲しいと思っています。

 

 

 

 

 

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