今日は志望校選びのポイントについてお話したいと思います。

 

受験生の皆さんは、この時期になると、志望校をある程度決めている人が大半かもしれません。

私なりの3つの視点を挙げてみますので、あらためて見直してみるきっかけになれば幸いです。

 

 

1.自分が本当に学びたい分野なのかどうか?

当たり前のことのようですが、とても大切なことだと思います。

高校生活(あるいは浪人生活)を送るなかで、大学で学ぶ内容を事細かに把握することはできないでしょう。

しかし、少なくとも自分が関心のある分野かどうか?という大まかな「相性」は大切にしたほうがいい

と思います。

 

就職に有利か不利か、といった観点ももちろん大切です。

でも、それだけの理由で、自分の関心が向かない分野をわざわざ選ばないほうがいいと思います。

自分の正直な気持ちはどの分野に向いているのかどうか、素直な気持ちで見つめなおしてみてください。

もう一度、新鮮な気持ちで候補の大学を新たに(たくさん!)ピックアップしてみましょう。

 

 

2.志望校の配点ウエイトは?

 

国公立の場合、センター:二次の配点の割合を必ずチェックしておきましょう。

センター試験の配点ウエイトが高いのであればセンター中心の学習を、

二次のウエイトが高いのであれば二次対策を意識した学習が必要になります。

 

あわせて、各教科(センター、二次両方)の配点ウエイトも確認してください。

 

★最大のポイントは 「自分の強みを生かした受験」になるかどうか?です。

 

(たとえば)

マーク模試は得意だけれど記述は苦手、、

といった人はなるべくセンター試験のウエイトが高い大学をいくつか候補に選んだほうが、

自分の強みが発揮できますよね。

 

 

3. ここ数年の実質受験倍率

 

模試(国公立・私大)でも、実際のセンター試験でも、

「ボーダーラインの得点」というのは意識している受験生が多いと思います。

模試の結果や、実際のセンター試験の合格シミュレーション(大手予備校等が実施しているもの)でも、

「ボーダーラインの得点に対して何点上回っているか?あるいは下回っているか?」という計算基準で、

合格可能性のランク判定が出ます。

ところがランク判定「だけ」を信じていると、落とし穴があるように思います。

先にあげたように「自分の強みが二次試験でも出せる」ことが大切です。

 

そして、最終的にはとてもシンプルなお話になりますが、、、

 

「倍率が低ければ低いほど合格の可能性が高い」 ですし、

「倍率が高ければ高いほど合格するのが難しく」 なります。

 

来年の受験倍率を予想するというのは、もちろんあいまいな面もあります。

でも、過去5年程度の倍率の変化を見ておけば、ある程度の目安は分かります。

 

 

「ボーダーには届きそうだけど、倍率は高い大学」

より、

「ボーダーまで少し足りなくても、倍率は低い(二次で挽回可能な)大学」

のほうが、「より合格の可能性が高い大学」といえるでしょう。

 

 

ほかにも皆さんのご家庭でそれぞれのご事情もおありかと思います。

皆さんにとって、志望校を選ぶことはとても大切なことです。

忙しい高校生活のなかで、ゆっくりおうちの方と話をするいい機会だと思います。

 

ぜひ、率直な自分の気持ちや考えを親御さんにしっかり伝えて、

おたがいに理解を深めて志望校選びをしてください。

 

 

 

 

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