こんにちは。

森岡イングリッシュスクールです。

 

皆さんもご存知かもしれませんが、今日、

センター試験廃止後に行われる「大学入学共通テスト」について

新聞やテレビなどのマスコミで報道されていました。

 

最終案は来月とのことですが、

英語に関しては下記のような変更が行われるようです。

 

 

2020年度以降の英語の新テストに関しては

 

① 民間の資格試験(英検、TOEFL、TOEIC?など)に全面的に切り替える案

② 当面(2024年度までは)民間の資格試験と大学入試共通テスト(←センター試験の後継テスト)

を併用するけれども、それ以降は民間の資格試験に全面的に切り替える案

 

の2つが挙げられていました。

 

 

いずれにしても、

英検やTOEFLなど「読む・書く・聞く・話す」4技能型のテストが利用される模様です。

TOEICは「読む・聞く」テストと「話す・書く」テストの2通りがあるため、

どのような扱いになるのか、まだはっきりしていません。

また他には、GTECやTEAPなどの民間試験が4技能型のテストとして挙げられます。

 

 

高校生の皆さんにとってはやはり、

英検が一番なじみが深いと思いますし、英検を中心に活用されていくのではないかと思います。

 

 

ここからは個人的な意見ですが正直、、、

 

英検やTOEFL、TOEICなどの資格試験に全面的に切り替えるとすると、

本来学習指導要領に記載されているカリキュラムとは合わない、

あるいはほんの一部しか満たしていない評価基準になってしまうように思います。

 

現在行われているセンター試験ですが、

学習指導要領(高校生で習熟しておくべき事項)をよくカバー出来ている、

バランスのとれた、良いテスト内容だと私は考えています。

(最初から、センター試験は良くないものとして扱われているように思いますが^^;)

 

逆に民間の資格試験だけになると、

英検やTOEICやTOEFLなどの資格試験の場合、

文法(言語の形式面の理解)についてはほとんど触れられていません。

 

全般的に、民間テストそれぞれのジャンルに必要な語彙力や文章理解(意味的な理解)

に主眼が置かれているように感じます。

言い換えると、語彙(単語力)のウエイトが大きい、ということですね。

 

 

「大学入試」という性質をかえりみたとき、

やはり文法事項は大切・必須のもの、、と私は考えています。

 

 

今後、

現在行われている国公立の二次試験や私立大の一般入試(←今後の取り扱いはまだ不明です)

がどのように変わるのか、あるいは現状とほとんど変わらないのか、、

そのあたりも大きな注目点になりますね。

 

 

いずれにしてもやはり、

基本に忠実にしっかりした英語力をつけていくことがより一層大切になると思います。

 

 

また、今後の動きを踏まえてブログにてお話ししたいと思います^^

 

 

 

 

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