この春高校3年生になる皆さんは、いよいよ受験まで1年を切りましたね。

長いようで短い大切な1年を、しっかりと計画的に乗り切ってほしいなと思います。

 

今日のテーマは「センター試験の過去問」の使い方やその考え方についてです。

●センター試験の過去問について

過去問をやることの利点は、(当たり前のことですが)なんといっても来年の受験に備えて、

問題の難易度や傾向、さらには出題される量がどれくらいかを把握できることだと思います。

 

実際にチャレンジしてみると、いかに時間配分が大切か(それだけ分量が多いといえます)、とか

現在の読解力や単語レベルでどれくらい通用するのか?といった「現在地」を知ることが出来ます。

ただ、あまり先走って  「とにかく過去問さえ繰り返しやれば、本番対策になる」 というわけでは

ありません。

実戦形式で学習していると、確かに本番の臨場感や傾向をより深く把握することはできますが、

「一度出題された問題を解いてみる」    ということは裏を返してみると、

「ほぼ100%の確率で、同じ問題には出会わない」

ということでもあります。

 

 

やはり来年のセンター試験で、どんな出題内容であっても、あるいは出題傾向が変わっても

通用する力を着実に身につけておくことが大切だと思います。

 

「地道に単語帳を覚える」 「確実に文法や読解力アップのポイントを押さえる」

「たくさん長文を読んで速読力を鍛える」

こういった学習をしっかり積み上げることだと思います。

「本番を意識した」勉強が大切なのは言うまでもありませんが、

本番・実戦形式の学習から一見離れたところで蓄えていった力が、結局最後はモノを言うはずです。

あせることなく、しっかりと地に足の着いた学習を続けていってくださいね。

 

本番が近づいてくれば、(9月ごろからは)、

試験中のきめ細かな時間の管理、意識の持ち方、行動管理などを身につけて、

何度も何度も同じ過去問を反復練習することがより効果的になってきます。

もちろんセンター試験特有のテクニックもありますし、

そのあたりの細かい内容も授業のなかでお伝えはするのですが、

 

今の時期は、

来年のセンター本番で大輪の花を咲かせることができるように、

地道な日々の積み上げに集中することのほうがはるかに大切なように思います。

 

息切れしないように、でも手を抜くことのないように、うまくバランスをとりながら、高3の1学期を

乗り切ってくださいね。

 

 

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