こんにちは。

 

今日はタイトルのとおり、

「宿題」について、私が日ごろ感じていることを書きたいと思います。

 

今日の内容は、「えっ?」と思う方がいらっしゃるかもしれませんので、

念のため(笑)。

 

 

私は基本的に、

「宿題を出す」「宿題をやる」 イコール 「効果がある」 「成績が上がる」

とは考えていません。

 

 

もちろん、その生徒のやる気、習熟度、カリキュラムの進み具合など、

さまざまな要因が絡みますので、一概にはいえません。

もちろん、宿題を出さないわけではありません。

 

 

しかし、これまでの指導経験から、

どうも「宿題」の効果が薄い場合が多いな、、、というのが正直なところです。

 

高校生の皆さんは、

ほかの教科でもたくさんやらなければならないことがあって、

そのなかのひとつとして、英語の宿題をやる。

 

そして、

 

「やってきた宿題」を授業で解説するとき、

「ああ、宿題じゃなくて、今問題に取り組んでもらえばよかった。。」

と思うことが正直多いのです。

 

 

忙しい皆さんにとって、

宿題というのがある意味「やっつけ仕事」のようになってしまって、

せっかく問題に取り組むのに、かなり雑なやり方になってしまっている。。。

 

ある意味、しょうがないことなのかもしれません。

「いい悪い」といった問題ではないように思います。

 

お互いに

「義務感」というか、「儀式的に」宿題と関わることは、

あまり意味がないと思います。

 

 

うちの塾では「自主課題」という名で、

塾生それぞれが必要な取り組みを、こちらからきめ細かく伝えています。

 

 

それは授業の内容をしっかり復習してほしい、ということであったり、

ときには「宿題」のようなカタチをとります。

でも、「義務」にしていない場合が多いです。

できるかぎり、生徒本人の自主性・自己管理能力を重んじています。

 

 

この「自主課題」に、

 

なぜ今取り組む必要があるのか?

どのようにやればいいのか?

やったらどうなっていくのか?

 

このあたりのことを、ひとりひとりときちんと合意していれば、

「強制的にやらせ」なくても、

みんな(これが不思議なほどみんなです)、ちゃんと取り組んでくれます。

 

 

目的意識をもって、

自主的に、

信頼をベースに、

やる気があるからやってくる。

 

 

こういった学習サイクルを身につけた生徒は本当に頼もしいです。

当然のことながら、成績もどんどん上がっていきます。

 

 

私はこれまでに、

偏差値が40台→60台へ、50台→70台へと大きく成績を伸ばす生徒をたくさん見てきました。

正直、高校生のみんなが持っている潜在的なパワーにこちらが驚くほどです。

 

 

やはり、、、(もちろん、やり方に工夫の余地はあると思いますがそれでも)

「ただやみくもに強制する宿題」というのはあまり効果がない、

これが私の実感です。

 

本来、

大学受験自体も、

周りからやらされているのではなく、

皆さん本人が、「自分の人生の選択」として取り組んでいるものです。

 

 

そういった、自主的な取り組み姿勢を身につけることも、

成績が上がり、希望の大学に合格することと同じくらい大切なこと、

そしてそれは受験勉強を通じて両立できるもの、

 

そう私は考えています。

 

 

 

 

 

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