こんにちは。

今日は前回の続きです^^。

 

 

「受験英語は役に立つのか?」

 

高校生の皆さんにとって、目の前の課題に直結したお話ではありませんが、

「努力することの意義」を見出してもらえたら、、と思いながら書いています。

 

 

さて、前回の記事の終わりに、

 

「受験英語は読む力を試されるウエイトが圧倒的に高い」

「読む力をつけることがすべての始まり(になりうる)」

 

というお話をしました。これを踏まえて続けます。

 

ポイント1.【読めないものは聞き取れない】

 

幼いころに英会話を習っていた方は、ん??と感じる部分が多少あるかもしれません。

 

 

遅くとも10歳ごろまでに、(←早ければ早いほうがいい)

母語(日本語)の習得と同時進行で、英語の音に触れてきた場合、

「聞く量」 がそれほど多くなくても(たとえば週に1回の英会話など)、

理解吸収するスピードが、どうやら圧倒的に早いようです。

 

その年齢であれば、

確かに 「音を聞くことからスタート(読むことではなくて)」 すれば、

どんどん英会話ができるようになるでしょう。

 

 

ところがティーンエイジャー、高校生程度の年齢になってくると、

「読めないものは聞き取れない」ような脳の仕組みになっていくようです。

(科学的な詳しい根拠は専門家の方にお譲りします)

 

 

「外国の映画が字幕なしで聞き取れるようになった!」

 

こんなフレーズを、英会話教材の広告で見かける方も多いですよね。

 

とはいえ、、、現実はなかなか厳しいように思います。

 

正直申し上げて、私もいまだに苦しいことが多少あります(笑)。

 

 

結局、

 

映画の台本(セリフ)を文字で見て、

それを読んでみて、

頭のなかでスラスラと読める範囲であれば、

正確に聞き取ることが可能ですが、

 

その意味がわからない、途中でつっかえてしまうとしたら、

やはり正確に聞き取ることは不可能です。

 

これは少し冷静に考えれば、ご理解いただけると思います。

 

入試英語では、

社会人になって困らないレベルの相当タフな長文問題が出題されます。

 

しっかり読めるようになればなるほど、

難しい英語を聞き取れる英語の音の範囲もどんどん増えていきます。

 

 

「子どもの英語」 から 「大人の英語」 へと、

聞いたり話したりできるキャパシティーを広げていく効果。

 

これが入試レベルの英語の文章(長文問題)に真剣に取り組んだ人にとって、

「大きなご褒美」 になるはずです。

 

 

ここまでお読みいただいて、お気づきの方も多いと思いますが、

「読めるようになればすぐに聞き取れるようになる」訳ではありません。

 

次回は、

 

ポイント2. 【読める から 聞き取れる へのステップ】

 

についてお話したいと思います。

 

 

 

 

 

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