こんにちは。

 

今日はタイトルのとおり、

 

高校生の皆さんが日々がんばって取り組んでいる大学受験の英語が、

将来皆さんが社会に出たときに実際に役に立つものなのか?

 

をテーマにお話をしたいと思います。

 

 

一般的によく言われがちなのが(少なくとも私が耳にするのは)、

 

「大学入試はテクニックだよね」

とか、

「実用的ではなくて特殊な世界」

とか、

「学生時代にあんなに長く勉強したのに、

会話すら出来ないのはいかがなものか」

 

あんまりいい印象がないですね(笑)

 

 

たしかに、

 

大学入試は 「問題」 があって、それに対して「解答」する訳ですから、

出題者側の意図を深く読み取って傾向分析すれば、

ある程度の対策は打てますし、それをテクニックと呼ぶこともできるでしょう。

 

 

「実用的ではない」というご意見も、ある意味ではもっともだと思います。

 

実際の入試で出題されるジャンル・内容は、自然科学・哲学・思想・言語・文化など、

どちらかといえば大学生になってから学ぶ一般教養的な難解な英文が多いと思います。

 

 

また、

英会話となると、(海外での長期滞在経験がない場合)

学生時代に相当高い意識を持って、

たくさん英語の音に触れ、たくさん声に出して話す努力を積み重ねた方でなければ、

なかなか上達の機会さえないのも事実でしょう。

と、ここまでお読みいただいて、

「じゃあ、受験英語ってやっぱりあんまり役に立たないんじゃないの?」

と感じる方も多いでしょうね(笑)

 

 

さて、ここからが本題です。

 

結論から述べますと、

 

「受験で学んだ英語は社会に出てからも十分に生かせるので、

しっかりがんばってくださいね!」

 

ということです。

 

 

まず、「高校生が日本にいながら英語を学ぶ」 という環境を考えてみましょう。

以下のような特殊性があると思います。

 

 

1. よほど意欲的な方でないかぎり、英語の音に触れる環境が少なすぎる。

 

2. 受験英語は圧倒的に 「読む力」 にウエイトが置かれている。

ついで、「書く力」 「聞き取る力」 が試験で試される。

 

3. 入試は他の教科の勉強も合わせての総合評価になるので、

部活動も含めて、高校生の皆さんは毎日あまりにもやることが多い。

 

 

それでもなお、

 

「受験英語が将来役に立つ要素が多い」

 

 

私がそう思うのは、

高校3年間、まず 「読む力」 をつけることに集中することで、

「(将来も必要となる) 書く、聞く、話す」 力へと必ずつながっていく、、、

 

そう考えているからです。

 

(もちろん、いろんな先生方のいろんなご意見があると思います。

ぜひ様々な意見を自分なりに吸収して、英語学習の意義づけにしてみてください)

 

 

次回の記事では、

 

「読む力をつけることがすべての出発点」 というテーマで、

「受験英語のいいところ(笑)」 を掘り下げてみたいと思います。

 

 

いずれにしても、

 

高校生の皆さんが毎日努力していることが、

意欲的に取り組めばちゃんと報われるものなんだ!

 

という認識を持ってもらい、

少しでも「やる気アップ」につながればうれしいな、と思いながらこれを書いています。

 

 

では、続きは次回に。

 

 

 

 

 

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