高校生の皆さんは、日ごろどんなことを感じながら過ごしていますか?

 

・クラスの友達と、共通の好きなタレントの話をして、盛り上がった。楽しかった。
・今まであまり話すことが出来なかった同じクラスの子に初めて話してみて、仲良くなれてよかった。
・友達とケンカして、なんだかいい気分じゃないな。
・宿題やってないし、テストも近いしゆううつだな。
・テストの点数が悪くて、なんだか自分が情けなくなった。。
・教室で、みんな楽しそうに見えて、なんだか自分ひとり取り残されてるようでさみしいな。
・担任の先生が思いがけずほめてくれた。なんだか誇らしいな。

 

いくつか具体的に例を挙げてみましたが、一日学校生活を送るだけで、色んな気持ちが心に浮かんでは消え、消えてはまた思い出し、、、川の流れに現れては消える水の泡のようですね。

 

ところで、
私は「さあ、新しいことにチャレンジしよう!」というとき、「とっても怖いな~」と感じていると同時に、
まだ見ぬ「新しい人との出会いや経験ができること」にワクワクしてもいます。

 

ちょうど「プールで思いっきり飛び込みをする直前」のような、そんな気分でしょうか。

新しい一歩を踏み出すときは、
足がすくんでいては前に進めないけれど、「気合い」だけでもうまくいきません。

そんなときは、よーく自分に問いかけてみます。

「新しいチャレンジで失敗したら、何がそんなに怖いのだろう」
そして、「不安や恐れを抱いている自分」をよく見つめるように心がけています。

怖いなあという感情もしっかり向き合って感じ尽くすと、
あらためて自分の中に活力がみなぎってくるのを感じることができます。

実際には、自分が怖れているほど悪いことはほんとに起こらないな、という自信や確信がよみがえって
きます。

 

高校生のみなさんは忙しい毎日のなかで、

「自分が今感じていることや考えていること」を冷静に見つめる時間なんてないよ~、

というのが正直なところでしょう。

 

でも、一日の終わりに、

「うれしかったこと」「楽しかったこと」「誇らしかったこと」「悲しかったこと」「悔しかったこと」

どんな気持ちでもいいから、寝る前にほんの5分間、正直に自分と向き合う時間が作ってみては
いかがでしょう。

手元にある紙や日記帳に、今日一日感じた気持ちを具体的に書き出してみるのもいいかも
しれませんね。
いいことばかりでなく、つらかったこと、悔しかったことなど、ネガティブな出来事も勇気を出して、
自分と向き合ってみてください。

 

当塾でも、徹底して英文の日本語訳を書き出してもらう授業があるのですが、
「書き出す」ことで、自分が何を考えているのか、感じているのかがはっきり分かるので、
たしかに効果があるように思います。

 

私自身も、煮詰まったときや、前に進む勇気を失いそうなときには、そのとき考えていることや感じていることをありのまま感じて、なるべく書き出すようにしています。

 

赤ちゃんや幼児が、「お母さんがいない!」と言っては、火がついたようにひとしきり大泣きしたあと、
母親の姿を見つけると一転、けろっと気分を変えてはしゃぐことができるのも、
ありのままの感情を発散しているからでしょう。

 

大人になるにつれて、誰でもそうなのですが、

「まあしょうがない」「そんなこともある」「世の中は厳しいんだよ」といった言葉で、
自分の正直な気持ちを出せなくなっていくものです。

 

君たちが、いつまでも輝きを失わないために、自分に正直に生きていくために、「自分と向き合う時間」をぜひ作ってみてほしいな、と思っています。

 

 

 

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