皆さんは、 「夢」 というとどんな感じがしますか？
寝ているあいだに見ている「夢」。
この仕事を通じて生涯、社会に貢献していきたいといった「具体的な夢」。
こうだったらいいなあ、でもやっぱり無理だよなあ、とあきらめかけてしまった「夢」。
そもそも毎日忙しいばかりで、「夢」じたいにピンとこないという人。
いくつか書き出してみましたが、皆さんさまざまな思いがあるのではないでしょうか。
先日の記事でも少し触れましたが、こんなことを想像してみて下さい。
「３０歳になったとき、具体的にどんな仕事をして、どんな友人に囲まれて、
もしかしたら生涯の理想のパートナを見つけて、幸せな家庭を築いている
自分ってどんな感じ？」
とか、
「具体的にどこに住んでいて、どんな感じの家に住んで、
朝起きてから寝るまで、仕事も遊びも楽しくてしょうがない毎日
ってどうだろう。」
何も妄想してください、といっている訳ではありません（笑）。
船が大海原を航海するとき、
途中ひどい嵐や大雨に見舞われたり、船底に穴があくような緊急事態が
発生したり、ひょっとしたら途中でどこを進んでいるのか分からなくなって、
大海原のまんなかで途方にくれてしまったり、、、。
色々考えられますね。いつも順調とは限りません。
ただ、船長（あなた）が海図をもって、今どこに向かって進んでいるのか確認しながら
進んでいれば、大海のまんなかでも「行き先＝夢＝ビジョン」を失うことはありません。
心を落ち着かせて、航海（人生という旅）のトラブルにも対処できると思います。
灯台の灯かりがはっきり見えていれば、暗闇のなかでの航海も「安心」ですよね。
皆さんが高校、あるいは大学を卒業してから、いよいよ人生という
「大航海」が始まります。
どこに目的地を定め、その到着を楽しみながら、どんなことをして航海を
続けていくのか、そこが明確であればあるほど、人生を明るく楽しく、
そして自信を持って進んでいける、そんな気がします。
受験勉強のみならず、これから先の君たちの人生には、色んな試練や
苦労が待っています。
でも、、、
何も問題がない人生、というのはありえませんが、
乗り越えられないものもまた、なにひとつとしてないのも事実だと思います。
目的地、これを「夢」「ビジョン」という表現をしましたが、「志」ともいえますよね。
それは「自分さえよければ」というのではなく、
「周りの人とともに、自分も幸せになること」
に真剣かつ情熱的である、ということです。
皆さんがクリアしなければならない「受験勉強」。
受験勉強に限らず、その後の人生で苦労したり、問題を抱えたとしても、
そのような「夢」があれば、パワフルにたくましく乗り切っていけるのでは
ないかな、と感じています。
次回はさらにもう少し詳しく「夢」「ビジョン」についてお話したいと思います。
では。
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