先日の記事で、「将来の夢・ビジョン」を持つことの素晴らしさを書きました。

でも、読者の皆さんのなかには「何がやりたいのかよく分からない」といったひともいらっしゃるでしょう。

 

かくいう私自身も、若い頃、あまり深く考えずに就職をして、十数年会社員として働きました。

でも、会社に勤めていたからこそ学べたこと、経験できたことは山ほどありますね。

 

たとえば・・・

組織のなかで、自分はそのチームワークにどうかかわっていくのか?

自分の意見と周りの意見が異なるとき、どのようにたがいに合意して協調していくのか?

みんながやる気になる、元気が出る職場にするために、自分がどんなリーダーシップを発揮できるのか?

お客様のクレームから、どんな真意を汲んで、的確に対応できるのか?

など、毎日が「人とのつながり」「コミュニケーション」の実戦練習の場だったように思います。

 

 

好きなこと、やりたいこと、得意なことがなかなか見つからないとしても、

あるいは明確に見つかった、というひとも、

やはり「好き」というだけでは物事はうまく進みませんし、困難なことも当然あるかと思います。

 

私も会社員時代は、入社してからしばらくのあいだ、本当にやりたかった「今の仕事」のことをすっかり忘れる

くらい、一日一日を過ごすのに精一杯だったように思います。

 

また、

もともと好きなことや得意なことをしっかり磨き上げて、一流のスキルにするためには、

「地道な努力」は、やはり必要ですよね。 (英語学習も同じだと思います。)

 

それは会社で経験することの延長線上にある学び、それ以外の学び、の両方があるでしょう。

 

 

そして、

 

どんな仕事をするにしても、「人間関係」がすべての土台だと私は思っています。

今振り返ってみて、会社員時代にいつも頭のなかを占めていたテーマは「人間関係」でした。

上司、同僚、お客さん、お世話になっている業者さん、、、

好む好まないにかかわらず、さまざまな人と関わることになります。

 

それぞれ立場の違う人たちに信頼と親しみを感じてもらうには、どんな態度や姿勢が必要なのか?

いつも自分に問いかけていました。

 

皆さんは学生時代を終えると、就職される方がほとんどかと思います。

家業を継ぐ、という方でも勉強のためにまずは会社に入る、という選択をされる方も多いでしょう。

 

そして、いったん会社に入ると、毎日がめまぐるしく、忙しいものです。

 

それでもなお、「自分にとってリアルな夢・ビジョンってなに?」と自分に問い続けることは、

 

休日に映画を見たり、音楽を聴くのと同じように、リラックスできるしワクワクするひとときだと思います。

 

会社で経験するさまざまなことから、「あ、自分がほんとにやりたかったことはこれだ!」というものが

明確に見えてくるかもしれません。

 

それはなにも、ある日突然会社を辞めて「何か新しいことを始める」といった行動に表れることではなく、

「働く姿勢」とか「働く意味」を自分なりに見出す、といった心の持ちようなのかもしれません。

 

いずれにしても、与えられた一度の人生です。

 

「好きなことをやって楽しく生きる」 ことを、 「真剣かつ情熱と勇気を持って考えること」 は、

一見遠回りに、あるいは非現実的に思えたとしても、とても有意義だと、そう私は思います。

 

目の前の現実をよく学んでいくことも大切ですが、最高の人生を歩むことと真剣に向き合い、

実現できると、それは素晴らしいことですよね。

 

次回は、友人でもあり、「夢実現サポーター」を本業として、全国で幅広く活躍されている方をご紹介します。

詳しくは次回の記事でご紹介します・

ぜひ、広島・岡山の学校の先生方にもご一読いただけるとうれしく思っています。

 

では。

 

 

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